TOEICを初めて受験することになったみなさん!
そしてTOEICの学習を始めて間もない方へ。
最終的な高スコアに向けて勉強すべきことは山ほどありますが、
どうせだったら最低限の対策でできる限りの結果を出したいものですよね。
ここでは、初めてTOEICを受験する方がまず取り組むべき最優先の学習事項、
そして具体的な学習方法についてお伝えします。
TOEICの初回受験に当たって以下のことを実践すれば、スコアアップ間違いなしです!
Part2「短文応答」とPart5「文法」をやりこむべし
TOEICの対策で最も短時間で効率的にスコアアップ可能なのが、
リスニングのパート2「短文応答問題」とリーディングのパート5「文法問題」です。
これらは長文の読解やリスニングと異なり、一問ごとにかかる時間も短く大きな負荷をかけずに取り組むことができます。
学習を始めたばかりの段階では、分からないことが多くいきなり全てを対策しようとすると挫折につながりやすいです。
まずは簡単なパートに絞って数多くの練習問題をこなし、
スコアの上達を実感することで初心者の挫折ステージを抜け出すことがなにより重要です。
Part2「短文応答」の学習方法
まずはパート2「短文応答」の問題を見てみましょう。
パート2は一文の音声が流れた後、それに続く自然な応答を三択の中から選択する問題です。
パート2 サンプル問題
Q. When will the lobby be renovated?
(A) By a construction crew.
(B) Later this month.
(C) In the reception area.
この問題では when「いつ」と問われているので、
later this month「(のちほど)今月中に」と答えている(B) が正解になります。
このように疑問詞の聞き取りを始めとした基礎的なリスニングに慣れることが最初のステップとして重要です。
その際に大きく以下の2つのポイントを意識してみましょう。
とにかく数多くの問題をこなす
パート2は先ほどの when、where、who など疑問詞を使った疑問文の他にも、
時制がカギになる問題や間接的な応答をしている問題など様々なパターンがあります。
答え方のバリエーションやひっかけのポイントなどを一通り確認した上で本番に臨むようにしましょう。
よくありがちなミスとしては、自分が馴染みのある単語に飛びついて誤答を選んでしまうパターンです。
多くの練習問題を解くことで自分の間違いのパターンに気づき、自分なりにこの傾向を修正しておくことも大切です。
聞き取った音の「リテンション」力を高めることを目指す
「リテンション」力とは「聞き取った音を短期的に記憶に留めておく力」のことを言います。
リスニングに慣れていない人は、たとえ各単語の意味自体は知っていても
文全体の意味を把握する前に音が流れていってしまうということがよくおきます。
これはひとえに「リテンション」力が鍛えられていないからであり、
本番に臨むにあたってまだ耳が準備できていない状態にあると言えます。
まずは自分が完全に理解できる範囲の英文リスニングで、
一文の質問あるいは応答を自分の口でリピートできるように繰り返しトレーニングをしましょう。
特にリスニング問題の学習にあたっては、アプリでの学習を強くおすすめします。
これまで紙のテキストでの学習に慣れ親しんできた方も多いと思いますが、
音源を聞いてその場で回答、解説確認ができるアプリの学習効率の高さは大きなものがあります。
個人的には abceed の英語学習アプリが数多くの教材が収録されていておすすめです。

AI英語教材 abceed (エービーシード)
(株) Globee
Part5「文法」の学習方法
次にパート5「文法」問題を見てみましょう。
パート5には文法に関する様々な種類の問題が出題されますが、
形式はいずれも空欄に適した単語を四択の中から選ぶものです。
パート5 サンプル問題
Q. Both the manager and assistant manager are _______ .
(A) absence
(B) absently
(C) absences
(D) absent
この問題は「品詞」に関する知識を問う問題です。
ここでは be動詞の後に来るべき「形容詞」の選択肢を選び、(D) absent が正解です。
(A) の absence と間違えやすいですが、こちらは名詞「欠席/不在」です。
品詞の問題を解くにあたっては、品詞ごとの語尾に関する感覚、知識を身につけておきたいです。
今回のサンプル問題は「品詞」に関する知識を問う問題でしたが、
その他にも「時制」や「能動態/受動態」に関する問題など数多く出題されるパターンがあります。
ここで、重要な点は以下の通りです。
各文法知識ごとにまとまったテキストやアプリで学習をする
TOEICパート5の文法問題に関しては数多くの参考書が出ていますが、
その中でも「品詞問題」/「時制問題」などといった文法知識ごとにまとめられたものを利用するのがよいでしょう。
模試形式のテキストで色々な種類の問題を解いてその都度知識を身につけていくよりも、分野ごとの学習の方が効率がよいです。
もちろん全ての問題に対応するには相当な学習量が必要ですが、
まずは出題頻度の高い「品詞」/「時制」/「前置詞or接続詞」/「代名詞」問題などを一通り学習して試験に臨みましょう。
TOEIC初学者向けで、文法知識ごとにまとめられたテキストとしては以下のようなものがおすすめです。

TOEIC L&R テスト 文法問題 はじめての 400問
(著) TEX加藤
(出版) アスク
以上がTOEICを初めて受験する方へ向けたアドバイスになります。
当然、これら短文応答や文法問題以外にも長文のリスニング、リーディング問題がありますが、
まずは今回挙げた対策の簡単なパートを勉強して臨むか否かでスコアは多少なりとも違ってくるはずです。
まずは小さなステップを踏んで、自分の現在の英語力や試験の全体像が分かった段階でさらなる学習に進んでいきましょう。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう! EngRev 英語コーチ サイハラ リョウでした。
