みなさん、こんにちは! EngRevのサイハラです。
今回はTOEIC学習者にとってはある意味究極の目標である満点の990点とはどのようなものなのか、
そして満点を取るために必要な勉強法について皆さんにご紹介したいと思います。
TOEIC満点の公式認定表

私がTOEIC満点を取得した時の認定証がこちらです。
2020年の第247回においてでした。
リーディング、リスニング各495点の合計990点になっています。
ご存じの方も多いと思いますがTOEICは各問題の素点の合計でスコアが出るわけではなく、
回ごとの難易度の違いを考慮して0~990の範囲で5点刻みでスコアを表示するようになっています。
495というスコアの下に「percentile rank (パーセンタイル・ランク)」というのが小さく表示されていますが、
これはそのスコアが受験者全体の中で上位何パーセントに位置するかを表しています。
この回では、リーディングのパーセンタイル・ランクは99%になっていて、
満点は少なくとも上位1パーセント以上であることが分かります。
リスニングの方は97%になっていて、こちらは最終スコアでの495満点は上位3%以内であることがわかりますが、
この中には素点が満点ではないスコア495の方も含まれます。
私自身はこの回でリスニング全問正解でしたので、実際にはより上位の集団に入ることになりますが、
その部分はこのスコア表には反映されていません。
TOEIC満点のアビメ(abilities measured)

こちらが各セクションの正答率が示された abilities measured (アビリティーズ・メジャード / アビメ) です。
ご覧いただくとお分かりのように、リスニングに関してはすべて100%になっていて全問正解したことが分かりますが、
リーディングは95%と97%になっている箇所があります。
先ほども述べたようにTOEICのスコアは素点の合計ではないので、全問正解でなくとも990が出ることがあります。
一つの問題に複数の abilities が関わることもあるので、おそらくこの回はリーディング100問中1問か2問間違えていたと思われます。
リスニングの方が圧倒的に満点が出やすく、回によっては5問以上間違えても満点になることがあります。
リーディングは満点扱いになるのは多くても2問で場合によってはノーミスが求められます。
ミスがあっても満点になるかどうかは、その回全体の難易度や誤答した問題の正答率などが関わってくると考えられます。
リスニングはかなり間違えても満点扱いになるので495取得者はさほどめずらしくありませんが、全問正解は相当少ないのでうれしかったです。
こればかりはその回の運も関わってくるので、また受験しても全問正解ができるとは限らないでしょう。
せっかくリスニングで全問正解した時にリーディングでも全問正解で揃えられなかったことは心残りですが、TOEIC完全制覇が今後の目標です。
TOEIC満点のための勉強法/攻略ポイント
ここからはTOEIC990点獲得のためにはということでお話しようと思います。
上で述べたようにほとんどの場合、リーディングで満点を取れるか否かが合計スコア990への関門となるので
今回はリーディングの満点に向けたポイントをご紹介します。
リスニングの満点獲得のポイントはこちらの記事をご覧ください。
正直ここまでくるとテクニックがどうというよりも、英語の地力を上げてなおかつ数多くの演習をこなす以外にはあまりないのですが、
それでも考えられる大事なポイントは以下のようなものです。
文章はすべてに目を通す
これは、時間の足りないTOEIC中級者までの方へのアドバイスと真逆になりますが、
満点を目指すのであれば文章は一見重要でなさそうな部分も含めて端から端まで目を通すべきです。
先に設問を見てその答えが書かれてある部分だけを探すような解き方は時間の節約にはつながりますが、
どうしてもミスのリスクを排除できません。
これは究極的には人によりますが、私は早とちりを防ぐためにまず文章全体を読んでどこに何が書いてあったかをある程度把握した後に、
設問ごとに答えの根拠の部分を再確認して解くようにしています。
もちろんそのためには高い文章の処理スピードが必要なのは言うまでもありませんから、必然的にこれは上級者に限ったアドバイスとなります。
推論問題における精度を高める
リーディングパートの問題タイプごとの正答率を見ると、いわゆる「推論問題」に難問が存在することが多いです。
微妙な選択肢の見きわめが、990点かそれ以外を分ける大きなポイントにつながることがあります。
推論問題とは、文章にそのまま書かれてある具体的な情報を問うのではなく、文章から読み取れるであろう間接的な物事を問う問題です。
以下のような設問の形のものが推論問題に当たります。
- "What can be inferred about ~?"
- "What is suggested about ~?"
- "What does 人 imply about ~?"
- "What will 人 most likely do next?"
このように infer「推論する」、imply「暗に示す」などと直接的な表現を避けた問い方がされているのが特徴です。
こういった問題を解く際は、特に注意深く文章中の答えの手がかりを探すことが大切です。
文章中の該当する部分を選択肢の表現に言い換えても飛躍がないかを複数の選択肢に関して慎重に比べてください。
2箇所以上の手がかりの組み合わせでどの選択肢が妥当か決まることもあるので注意が必要です。
この推論の精度を高めるトレーニングをぜひ意識して対策を行ってください。
以上が、TOEIC満点のスコアのご紹介と満点獲得のためのアドバイスでした。
それではまた他の記事でお会いしましょう。
EngRevコーチ、サイハラ リョウでした!
